このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。
BayPRESS 869号 /2019年06月08日発行
①一年間で体重が4~5キロ減った②疲れやすくなった③筋力(握力)が低下した④歩くのが遅くなった⑤身体活動力が減った。当てはまる項目が多いほどフレイルの疑いが高まる。フレイルとは健康な状態と要介護状態の中間、虚弱を意味する。
「We Love Teeth 歯っぴい噛む噛む8020(一面参照)」に参加した。清水歯科医師会が、歯の衛生週間にあわせて開催する恒例の事業。改めて口の健康を保つことの大切さを実感した。
要介護状態を防ぐ「3つの柱」は「運動」「食生活」「社会参加」と言われている。いつまでも、健康で楽しく過ごすためには多少の努力が必要。今からでも決して遅くない。
食生活に関連する歯と口腔の状態が悪化すると、栄養をとりにくくなったり、誤嚥性肺炎を起こすなど、全身の健康にも確実に悪影響を及ぼす。 歯磨きや定期的な歯科検診などとともに、飲み込む力の衰えを意識的に防ぐことも大切。紹介していただいた、高齢者にお勧めの口腔体操の一つが「パ・タ・カ・ラ」。しっかりと発音することで口の周りの筋肉や舌の機能アップにつながるとのこと。
口腔フレイルについては歯科医院で気軽に相談を。
BayPRESS 868号 /2019年05月25日発行
もし誰かに買い物を頼んだとする。買ってきてくれた物の中に、お願いした物と違う高価な物が入っていたらどうするだろう…。
投票率は下降傾向にある。政治の質が低いから選挙に行かないという声も聴かれるが、政治への関心が薄いところで質の高い政治が育つわけがない。政治とは税金の使い道を決めることに他ならない。
概算事業費約90億円、津波浸水想定区域内に移転する計画の清水庁舎について、静岡新聞が静岡市長選挙の期日前投票の出口調査を行った。 清水区では「反対」33.2%、「どちらかというと反対」が17.5%、合計50.7%と半数を超えた。「賛成」「どちらかと言えば賛成」は27.8%だった。(静岡新聞4月12日付朝刊)
移転について反対する市民8団体は14日、田辺市長に話し合いを求める要望書を提出した。回答は28日。
市長は、定例記者会見で市長選挙の結果を踏まえ「(市民に)伝わっていなかったという思い。きちっと丁寧に説明する必要性を感じている」と発言した。
清水庁舎の移転については納税者である市民の考えと、行政の方針が異なる可能性が高い。要望に沿った丁寧な説明と対話が求められる。
BayPRESS 867号 /2019年04月27日発行
我が家のゴールデンウィーク、最大のイベントは初孫が初めて遊びに来ること。
子どもたちが小さい頃、よく日本平動物園に行った。昼になるとお弁当を広げる場所を探すのが大変だった。ポッカリと空いていたのはアメリカバイソン舎の横。強烈な牛糞臭に苦笑いしながらおむすびを食べたことを思い出す。
今年で開園50周年。完成当時123種371点だった動物達は、約160種700点まで増えた。2013年にはリニューアル事業が完了。「猛獣館299」や、「ふれあい動物園」等が加わった。
ゴールデンウィーク中は、8時の早朝開園に合わせ、動物たちが寝室から放飼場へ出る姿や朝ごはんを食べる様子が観察できる「朝の動物園」が開催されるほか、「日本平動物園 伝説のスターたち」(6月30日まで)と題し、同園を支えてきた動物たちが大型パネルで帰ってくる。
自宅で一枚のモノクロ写真を見つけた。鹿の顔出しパネルから顔を出しているのは当時小学生だった、初孫のお父さん。園内に唯一残る開園当初からの獣舎は赤い屋根の「ダチョウ舎」。ゾウ舎も大部分は開園当時のままだという。孫と一緒に昔を探しに出かけてみたい。
BayPRESS 866号 /2019年04月13日発行
静岡市長選挙は田辺信宏氏が三選を果たした。山積する課題をどのように解決していくのか、その手腕を見守りたい。
まず、県と市の対立。この状況が続けば市民の損失は計り知れない。まずは田辺市長自ら関係修復に全力を挙げていただきたい。「2年後の県知事選挙で、県知事を変える」との勇ましい声も聞かれるが、そのような姿勢では対立はますます激しくなる。
次に、財政。人口減少が進み税収は減少する。財源確保が難しくなる一方で、少子化対策、高齢者対策などに費用はかさんでいく。加えて、歴史文化施設や清水庁舎、水族館を核とする海洋拠点施設の建設など、大規模建設投資が目白押しだ。「公共投資を呼び水に民間投資を促す地域活性化策」と言うが、どのような民間投資が可能になるのか、具体的提示が求められる。
最後に、桜ヶ丘病院と清水庁舎の移転建設。選挙戦を通じ反対の声が多いことに改めて気づいたはずだ。特に、桜ヶ丘病院については、どのような病院ができるのか、用地交渉はどうなるのか、救護病院の機能は果たせるかなどすべてが不透明だ。力で押せば反発は強くなる。丁寧な市政運営を望みたい。
BayPRESS 865号 /2019年03月23日発行
4年に一度の静岡市長選挙は、3月24日告示、4月7日投開票される。今のところ現職を含む3名が立候補を予定している。
現職2期8年の実績に対する評価とともに、清水の将来を誰に託すのか大切な選挙となる。それぞれの候補の政策を見極め、真剣に考えたいと思う。
選択の基準はそれぞれ、年齢や環境によって異なると思うが、目先だけでなく、今の子どもたちが孫を抱く時代にまで思いを巡らせ、各候補の政策を評価していただきたい。
清水区では、津波浸水想定区域への桜ヶ丘病院の移転、新清水庁舎の建設、日の出地区への海洋拠点施設の建設と、次期市長の任期4年間で、少なくとも今後60年余の区の骨格が決まる。
大型の建設投資が計画される中で、静岡市全体では、人口減少、少子高齢化で財政は一層ひっ迫していく。人口減少を食い止めるための子育てしやすい制度・環境の整備、そして、高齢者や障がい者はどうなるのか…。
次期市長には市民の声に真剣に耳を傾ける候補になっていただきたい。
前回選挙の投票率は48.46%。清水区民の約半数が棄権した。
BayPRESS 864号 /2019年03月09日発行
前号で「建て替えか存続かカトリック清水教会」の見出しで掲載した記事に、たくさんのご意見をいただきました。
記事では同教会の文化財価値が高いこと、そして建築技術においても、現代では再現性が難しい匠の技が駆使されていること。
そして、教会の信徒たちの間では「建て替えを」という意見がある一方、「補強修繕して存続しよう」との意見もあり、教会内では建物の今後の在り方について、様々な議論が重ねられてきました。
ここで大切なことは、「建て替えを」と考える信徒たちも、「存続を」と話す信徒たちも、幼いころからこの双頭の教会に通っていた方々ばかり。「できることなら存続したい」と願う気持ちは同じだということ。
課題は、人々が使う信仰の場として、地震などに対しどのようにして十分な安全性を確保するのか。そして、そのためにかかる費用はどの程度か、信徒たちの間で不安と悩みが交錯していたのも頷けます。
最終的には横浜司教区の決断となるようですが、どちらの結論が出るにせよ、区民の一人として温かく見守っていきたいですね。
BayPRESS 863号 /2019年02月23日発行
市議会で新会派「創成静岡」を結成した。メンバーは交渉会派の要件を満たす4名。議会運営委員会への出席や代表質問権も与えられた。議会の常識に縛られることなく、市民意識を大切に活動したい。
結成のきっかけとなった「清水庁舎移転反対」請願は7,116筆の署名を持って提出されたが、15日に開催の総務委員会では不採択となった。
移転問題は建設検討委員会で2年をかけ議論されたが、津波浸水想定地域に防災拠点機能を持たせた庁舎を移転することの是非、財政状況が一層厳しくなる中で85憶円という建設規模の妥当性、区役所に賑わい創出は期待できないという検討委員会からの指摘。加えて、公有地の有効利用からも、近い将来、賑わいの拠点となるエリアの中心に、役所を建ててよいのか疑問も残る。
そして、築36年が経過した現庁舎の改修検討は十分だったのか。既成事実の積み重ねで事が進んでいくことに不安を感じる。
リスク管理の可点からも、災害・財政面で希望的観測が入り混じる事業実施は、再検討するのが当然。災害の不安と、ツケは次世代に残してはいけないと思うのだが…。