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BayPRESS 858号 /2018年12月08日発行
29日、第5回清水庁舎建設検討委員会が開かれた。事業費は概算で85憶円から90億円。延床面積は約1万3千㎡。想定される職員数は650名。
委員からは「将来、無駄なモノを作ったと言われないよう、事業費や規模についてさらに精査してほしい」と言う意見が聞かれた。
その一方、商店街の衰退を心配し「何もしないよりも実行を」との意見もあった。
新庁舎建設で人の流れが変わるであろう事は否定しない。しかし、建設が周辺地域の賑わいに結びつかないことは、学識経験者を含め、委員の意見が一致するところだ。
庁舎建設予定地のJR清水駅東口公園は清水区の中でも発展が期待される一等地だ。この場所に、日の出地区に計画されている海洋文化拠点施設を建設してはどうか。約1万㎡と言われる民間用地を新たに購入する必要もなくなる。
さらに、同エリア一帯は、駿河湾フェリーの発着場を移転する計画や、東燃(現JXTG)の敷地に新サッカースタジアムを建設しようという構想もある。
陸と海、交通の結節点に大規模集客施設を立地すれば、土日閉庁の役所より清水区の活性化や賑わいづくりに確実に結びつくと思う。
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