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BayPRESS 906号 /2021年02月06日発行
『若者よ、政治に関心を持とう。ツケを払うのは君たちの世代だ』11月14日の本コラムで書いた。
「選挙に行ったところで、どうせ政治は変わらない」と若者は言う。無関心の責任は高齢者にもある。
シルバー民主主義と言う言葉がある。少子高齢化が進行し、有権者に占める高齢者の割合が増加、政治への影響力が若者達より大きくなっていくこと。
こうなると、年金や社会保障など高齢者寄りの政策ばかりが重視され、子育て世代や若者にも配慮した政策が後回しになる。建設事業なども同様、今は良くても20 年から30年後、大きな負担になる場合がある。
対策として選挙制度を変えべきとの意見もある。赤ちゃんも有権者の一人と考え親が代わりに投票したり、年齢によって一票の重さを変える制度だ。
人口減少で、財政状況はますます厳しくなる。ツケを残すか、実のなる種を撒くのか。子や孫の世代がどうなるのか。せめて身近な行政に目を光らせるべきだと思う。
『シルバーエイジよ、今の政治のその先の結果に関心を持とう。ツケを払うのは可愛い子や孫たちの世代だ』
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