プリズム

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BayPRESS 848号 /2018年06月23日発行

歴史の伝承を担う 次郎長翁を知る会

次郎長翁を知る会(山田倢司現会長)の総会に出席した。

明治元年9月18日、清水港内で起きた咸臨丸事件の犠牲者を葬るため、次郎長が壮士墓を建立してから今年で150年になる。
   
今年度は9月17日に記念事業が行われるほか、次郎長史跡の探訪事業や次郎長巷談の開催などが予定されている。

総会資料によると、同会の源流は古く昭和3年、梅蔭寺内に次郎長銅像を建立した「精神満腹会」。銅像は太平洋戦争で供出され、昭和27年に「次郎長顕彰会」によって再建された。

その後、次郎長没後百年にあたる平成4年に顕彰会再結成の話が服部令一氏(次郎長生家)、府川松太郎氏(追分羊かん)から上がり、発起人として七代目鈴木与平氏(鈴与)、後藤磯吉氏(はごろもフーズ)、佐々木哲雄氏(清水銀行)、竹内宏氏(長銀総合研究所 初代会長)、林仁山(梅蔭寺)の5氏が名を連ね、次郎長翁を知る会が設立された。

現会員数は108名。「次郎長の事を知らない若い方や、歴史が好きな方は是非」と山田会長。年会費は二千円。

事務局(公財)するが企画観光局清水事務所


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