このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。
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BayPRESS 935号 /2022年07月09日発行
行ってきました国立競技場。エスパルスの30周年記念マッチは約5万6千人を動員。ホームゲームでの最多入場者数で、今シーズンのJリーグゲームでも最多の動員数。スタンドを埋め尽くすオレンジ色の波は、時に熱い炎を感じさせるほどでした。
清水に新しいスタジアムを…。先日、サッカースタジアムを活かしたまちづくり検討委員会の第一回目の会合が開かれました。
エスパルスの山室晋也代表取締役社長のほか、Jリーグのスタジアム推進役、市民代表など14名が名を連ねましたが、委員からは「候補地が固まらない検討委員会は夢で終わることが多い」といった厳しい意見も聞かれました。
経済情勢を見極め市民理解を得ながら進めることは大切ですが、計画を現実的な議論にするために避けて通れない課題は二つ。建設場所はどこか、費用はどこが負担するのか。コーディネーターとして、田辺市長の手腕が問われるところです。この点を明確にしない限り、委員会は夢を語り合う場所になそうです。
次回は長崎市を例に、ビジネスとしてのスタジアム経営を考えいきます。(続)
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