プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 903 904号 /2021年01月01日発行

粘り強く住みよい清水を 発展の本物の種を撒こう

 2021年の干支は丑、誠実さと粘り強さを発揮する年。
 振り返ると、生活のすべてが新型コロナに影響された一年でした。

 市政では、清水庁舎や海洋文化施設の建設計画が一時停止、桜ヶ丘病院の移転は二転三転しJR清水駅東口公園に白羽の矢が立っています。後手後手の計画変更。

 明日起きるかもしれない巨大地震、市の財政運営も年々厳しくなっていく中で、行政の舵取りは一層難しくなっていくことでしょう。

 清水の将来を担う子どもや孫たちに、災害時の不安や、財政上のツケを残してはいけない。たとえ小さな一粒でも、郷土の賑わいや発展に結び付く、本物の種を撒いておきたい。そんな思いでいっぱいです。

 さて、ベイプレスは今年で創刊41年目を迎えます。引き続き、読者相互の情報交換の場として、また、企業商店の広報の場としてご活用いただければ幸いです。

 本当に厳しい一年でしたが、心温かな読者とスポンサー、忍耐強い配布・編集スタッフに支えられ、何とか年を越せそうです。 

 困ったときはお互い様。粘り強く、共に住みよい清水を築いていきましょう。


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