プリズム

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BayPRESS 822号 /2017年04月29日発行

改めて問われる市民意向 庁舎移転の賛否これから

2月4日から3月3日まで開かれた「清水まちなかタウンミーティング(説明会)」の結果について、桜ヶ丘病院の移転を考える会が提出した質問状に、田辺市長が回答した。
質問状では市案決定後に「説明会」が開かれたこと。また、3月7日、市長と病院運営母体理事長が移転先を清水庁舎跡地とする発表をしたことについて、住民の意向をどのように把握したかを問うとともに、各会場で出された質問・意見、アンケートの開示を求めた。
回答では「(説明会は)病院の移転先等の賛否を問うために開催したものではない」としたうえで、庁舎の移転等、市の意思決定を要する案件は改めて市民から意見聴取を行い、市議会での審議を経ていく。また、説明会の結果については5月中頃を目途に公開するとした。
築34年の庁舎をなぜ今解体するのか。その跡地に「病院」は本当に適切か。臨海部の賑わいをもたらす施設は他にないのか。そして、全事業にどれほどの費用がかかるのか。いずれにしても不可解な部分が多すぎる。


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