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BayPRESS 825号 /2017年06月24日発行
7月8日、桜ヶ丘病院と清水庁舎の移転と火力発電所の建設を考えるセミナーに参加する。講師は常葉大学社会環境学部の小村隆史準教授。
「現在地で病院経営が成り立っていたことを、しっかり受け止める必要がある。平常時の利便性が高くなる場所、病院経営的にもプラスになる立地を求めると言うことは理解出来る。しかし、防潮堤に100%(120%)の信頼度を置けない以上、地震・津波防災の原理原則からして、津波浸水域という災害リスクのある場所に、わざわざ移転して、医療機関を新築するという選択肢は、何度考えても愚策という言葉以外には見つからない…」と小村氏。「当日は災害図上訓練の手法でしっかり検証していきたい」としてる。
講師は災害図上訓練DIGの考案者として知られ、県地震防災センター、しずおか防災コンソーシアムの連携のもと、月に一度、一年にわたりセミナーを開催。国立病院機構災害医療センター(東京・立川)初動マニュアル開発にも携わった経験があり、当日は有意義なセミナーが期待できる。会場ははーとぴあ清水3階。午前の部9時30分から、午後の部1時から。午後からの参加も可能。
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