このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。
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BayPRESS 902号 /2020年11月28日発行
社会福祉大会に保護司として参加した。記念講演は家田荘子氏。岩下志麻主演の東映映画「極道の妻たち」の原作者。演題は「自分らしく生きるために~無理なく一歩一歩」
虐待といじめにあった少女時代。結婚後にジョージア州にある『エイズ・アトランタ』というボランティア団体に参加、差別に凍える人たちと接してきた。法務教官の姿に感動した更生施設、榛名女子学園での取材。
家田氏は挨拶の大切さ、そして人に寄り添うだけでも人を救うことができることを、自らの体験を通して話してくれた。 お遍路を続けて感じた挨拶のできる町とできない町の姿。 元気に挨拶を返してくれる町は明るく綺麗で安心。その一方、返してくれない町は汚く暗く危険。「人に対する思いやりの違いだ」と家田氏は話す。
挨拶をすれば、相手の小さな変化に気が付く。話しを聞いてあげたい人の心を開くきっかけになるとも…。犯罪や非行のない町を作り上げるのには、少し時間がかかるかもしれないが、難しいことではない。 元気な挨拶。出来ることから始めよう。そこから町の将来は変わっていく。
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