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BayPRESS 864号 /2019年03月09日発行
前号で「建て替えか存続かカトリック清水教会」の見出しで掲載した記事に、たくさんのご意見をいただきました。
記事では同教会の文化財価値が高いこと、そして建築技術においても、現代では再現性が難しい匠の技が駆使されていること。
そして、教会の信徒たちの間では「建て替えを」という意見がある一方、「補強修繕して存続しよう」との意見もあり、教会内では建物の今後の在り方について、様々な議論が重ねられてきました。
ここで大切なことは、「建て替えを」と考える信徒たちも、「存続を」と話す信徒たちも、幼いころからこの双頭の教会に通っていた方々ばかり。「できることなら存続したい」と願う気持ちは同じだということ。
課題は、人々が使う信仰の場として、地震などに対しどのようにして十分な安全性を確保するのか。そして、そのためにかかる費用はどの程度か、信徒たちの間で不安と悩みが交錯していたのも頷けます。
最終的には横浜司教区の決断となるようですが、どちらの結論が出るにせよ、区民の一人として温かく見守っていきたいですね。
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