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BayPRESS 885号 /2020年02月29日発行
今月6日、清水エスパルスの山室晋也社長が就任のあいさつで田辺市長を訪問し、新スタジアムの建設を要望。田辺市長は市の行政計画を併せていくと応じたという。
理想はガンバ大阪の本拠地で、約4万人収容のパナソニックスタジアム吹田。収容人員は約4万人で建設費は約140億円。全てが募金でその約半分をパナソニックが負担した。
わが街の人口規模等を考えると、募金だけで早期に実現するのは難しい気がする。
9日「新サッカー場が欲しい サッカー王国、復活を目指して」と題した座談会がマリナートで開催され、商業施設を併設、ライブ会場としても利用可能な世界中の複合スタジアムが紹介された。まちのシンボル、活性化の拠点として親しまれているという。運動の広がりを期待したい。
清水区では新庁舎(約94億円)と、海洋拠点施設(約240億円…内70億円は入館料収入)の建設が進んでいるが、庁舎による賑わい創出や拠点施設の採算性は疑問だ。
それぞれの機能や施設規模を見直し、スタジアムと複合化してはどうか。場所はJR清水駅東口周辺。関係企業への協力要請や、方針の大転換など壁は高いが、大きな相乗効果が期待できると思う。(K)
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