プリズム

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BayPRESS 831号 /2017年09月23日発行

内容やスケジュール見直しか 新清水庁舎検討委員会始まる

第一回新清水庁舎建設検討委員会は、冒頭から厳しい意見が相次いだ。

「市民が移転目的を理解していない中、移転場所を定めて議論すべきではない」と高山茂宏委員(清水区連合自治会会長)。

加藤孝明委員(東京大学準教授)は「竣工は比較的新しく耐震性能も全くないわけではない。建て替えの理由を明確に」。竹内佑騎委員(魅力ある清水を作る会運営委員)は「人口減少や財政負担など、まちの現状・課題についても言及を」と発言。また、鍋倉紀子委員(公募)は「新庁舎の防災機能について詳しく」と要望した。

 終盤「まちづくりの浸透度が低い」と述べたのは森正芳委員(公募)。「この状態で話を進めるのは時期尚早」とも。黒瀬武史委員(九州大学準教授)は「移転先の決定より、庁舎の機能と規模を決定するのが先」と指摘。

 最後に、日詰一幸委員長(静岡学部長)は「議論する内容、進め方やスケジュールを見直す必要がある」とまとめた。

 当局は次回、新庁舎の規模と機能について説明予定。10月16日(月)清水庁舎3階15時から17時。活発な議論を期待したい。


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