プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 801号 /2016年06月11日発行

市議会は無駄な存在!? 議会改革は待ったなし

「燃えろよ燃えろ あーかーぐーみー」「 僕らは白い稲妻…」。小学校の運動会。元気いっぱい大きな声で歌う新一年生、上級生のリードが頼もしい。この子たちが成長し、安心して暮らせるまちを創らなければと改めて思った。

作家村上龍氏の書籍「13歳のハローワーク」。「子供たちが好奇心を大切にし、好きな職業を早い時期に選ぶことができれば」という思いで幻冬舎より出版され、ベストセラーに。
2005年に公式サイトが立ち上がり、今では月間800万ページビューを超える。5月、同サイトで検索された将来なりたい職業のトップは「金融業界で働く」。政治家は、なんと91位だった。

政治不信は高まる一方だ。地方議会もご多分に漏れず。昨年3月、武蔵野市で「市議会の廃止」が一般市民から提出された(産経新聞5月29日付朝刊「にっぽん再構築・地方議会が危ない」)。「執行部案をただ通すだけの無駄な存在」というのがその理由だった。
果たして、このまちの市民は静岡市議会をどう見ているのだろうか。質問のあり方、情報の公開と共有。議会改革は待ったなしだ。


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