プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 875号 /2019年10月12日発行

スタジアムこそまちに賑わい 前向き姿勢は大丈夫?

 ラグビーワールドカップ。試合会場はエコパを含む全国12か所。試合の盛り上がりを見ていて思った。どうしても清水駅の近くに新しいスタジアムが欲しい。

 エスパルス戦の観客動員数が確実に伸びる。試合がない時は、ライブなど様々なイベントを開催。さらに商業施設と複合化すれば多くの人たちが訪れ、確実にまちは賑わう。

 市では2023年に事業費約95億円で新清水庁舎を、同約240億円の海洋拠点施設をオープンする計画でいる。

 スタジアム建設については、田辺市長が先の選挙で前向きな姿勢を見せたが、まだ何も見えてこない。

 三つの施設の優先順位を言わせてもらえばダントツ一番でスタジアム。清水駅は市外・県外からお客様を呼ぶ市の玄関口。特に駅東の開発については、全体像の中心にりスタジアムの建設計画を据えるべきだ。それより優先して清水区民と職員しか使わない庁舎を位置付けてどうする。

 海洋拠点と市庁舎、田辺市長はこの二つの施設は「清水区の経済活性化に待ったなし」というが、活性化ならスタジアムのほうが先ではないか。

 「ほかでお金使っちゃったから、で~きない!」では許されませんよ。 


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