プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 838号 /2018年02月24日発行

何のための意見公募か 庁舎移転は決定事項?

今月13日から来月14日まで、清水庁舎移転に関する市民からの意見募集が始まった。初日、田辺市長は清水駅で「多くの市民から意見を」と呼びかけた。
 
しかし、1月25日の記者会見では、清水庁舎を清水駅東口公園に移転する方針は「たとえ反対意見が多くても変更しない」と断言。市民との意見交換会も「実施しない」という。

また、建設検討委員会の「説明が拙速で足りない」との指摘には、自治会を通じて「配布しているパンフレットが一つの誠意だ」と語り、「市民の代表である検討委員会に理解してもらった」と話すが、10名の委員中市民公募は2名、しかも応募総数は5名だった。

公募委員の発言は中立的で高く評価できる。ただ、市長委嘱の委員会を「市民の代表」と位置づける神経が分からない。何のための意見公募か。そもそも市民に問うべきは「移転方針に対する意見」のはずだ。

意見は、住所・氏名を明記のうえ郵送のほかスマホ(市HP)等でも受付。


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