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BayPRESS 840号 /2018年03月24日発行
「ヤマサク春のセンまつり千人ライブ」にカミさんと二人で出かけた。山作戰、本名高山真徳、熊本出身、東京で21年間活動後、奥さんの故郷、蒲原を拠点に移す。「45歳のオッサンが、人生を捧げるコンサート!」。会場は満席。魂の叫びが、会場を一つにしていった。
音楽科出身のカミさんがしきりに褒めていた。体育会系にはうまく表現できないが、「人生を捧げる」って言葉の意味が確かに伝わって来た。
山作戰との出会いは異業種交流会。何とも不思議な空気を感じた。千人ライブは地方のミュージシャンにとって楽な事ではない。実現まで必死になって協力し続けたのは、世のオッサンたちが忘れかけた「挑む姿」に感銘した仲間や企業の経営者達だった。
「ファイト一発、オロナミンC」の声、「機動戦士ガンダム20周年記念アルバム」のコーラスを担当。桜えびの漁の風景を描いた「ゆいのうた」も好評。「防災フェスタinしみず」にはボランティア出演。仲間や地元への感謝の気持ちが伝わってくる。
還暦間近のオッサンは45歳のオッサンのファンクラブに入ることを決めた。
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