プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 832号 /2017年10月14日発行

誰に託すその一票 望ましい人間像は?

先日参加した勉強会で森信三氏が掲げた「望ましい人間像の」の五大条件を知った。

第一、自分一人で判断のでき る人
第二、人々と協調のできる人
第三、実践的な人
第四、常に国家社会と民族の運命について考える人
第五、さらに世界人類の将来について思念する人

森氏は京都帝国大学在学中、哲学者、西田幾多郎氏に学び、哲学者、教育者として戦後の教育界に影響を与えた。

衆議院議員選挙が公示された。意中の人はお決まりだろうか。きな臭さが増す世界情勢。国政に携わる候補者には、一、二、三は当然、常に国家社会と民族の運命について考え、さらに、世界人類の将来について思念、行動する人間を強く望みたい。

前回選挙(平成26年)の投票率は清水区で54.37%。実に半数近くが棄権した。果たして日本はそれだけ安全で、すべてに安心できる国なのか。

有権者が「選挙で政治は変わらない」という意識を変えない限り、子どもたちの将来は変わらない。
あなたは一票にどんな思いを託しますか。


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