プリズム

このまちの未来について、風間しげきが思うことを綴っていきます。皆様のお声もぜひ、お聞かせください。

BayPRESS 889号 /2020年04月25日発行

視野広く世界に向けて 国変える大きな政策を

ジャーナリストでもある主人公が、ある日、国防総省に呼ばれた。「数多くの戦争に参加したが、我が国は一向に良くならない。どうしたものか」と相談を受ける。

そこで、主人公は兵士を休ませ、その代わりに自分が世界各国を侵略し、その国の宝物を奪ってくる事を提案した。2015年に制作された映画「マイケル・ムーアの世界侵略のススメ」。

スロヴェニアでは教育は国益との認識で、大学まで学費が無料だった。フランスの公立学校の給食はレストラン並みで、シェフがフルコースで昼食を提供していた。

また、アイスランドでは、女性の能力を活用することで社会全体が良くなるという認識が定着していた。そして、ドイツでは仕事のストレスを軽減するため、社員のプライベートに仕事を持ち込むことを規制する厳しい法律があった…。

4月26日は衆議院議員補欠選挙の投票日。候補者からは、コロナウイルス感染拡大支援や地元の経済活性化策について力強い政策が聞かれた。

いずれも大事な問題だが、国会議員となったからには、視野を広く世界に向け、この国の姿を変えていく大きな政策にも、全力で取り組んでいただきたい。


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